うま~く時間の合間を縫ってね

土曜にはSiMのライヴがあり、日曜には有島家長男坊としての出動要請があったものの、
それ以外は珍しくわりと自由に自分の時間が使えた。それ自体からしておかしいんだけど、
まぁそれをここで愚痴っても仕方ないんで…。でだ、金曜の夜、会社を出るとき偶然、
THE DILLINGER ESCAPE PLANのDVD『MISS MACHINE THE DVD』が目に留まり
「久しく観てないな」と思い、「そだ、一気にDVD観倒そ」となった次第(笑)。

で、帰宅後に一息ついてから観たのが、現在新作制作中のTHE DILLINGER ESCAPE PLAN。



2nd『MISS MACHINE』(2004年)のときの作品で、2006年発売。ライヴ映像が5曲、PVが3曲のほか
メイキングやインタヴュー映像が観られる。はっちゃけ感ブリブリな、ある意味イッちゃってる感すら
放つライヴはいつ観ても凄まじいんだけど、PVじゃわりとシリアスな演出してるんで、そのギャップが
面白い。インタヴューをエレベーターのなかで収録してんだけど、真面目に語るメンバーの後ろで
ドアが開いたり、閉まったりするのが妙に笑える。待望の新作は来月には作業を完了し、来春には
リリースとか。その前に観ておきたい作品だ。

THE DILLINGER ESCAPE PLANでけっこうテンション高まったんで、方向性をガラッと変えて
『メリーに首ったけ』(98年)を観た。公開時にちょうど出張でロサンゼルスを訪れてて時間もあったんで、
友だちと一緒にサンタモニカの映画館で観た下劣なテイストけっこう入ったロマンチックコメディ映画だ。
アメリカの「映画の日」的な日だったので、絶賛ロードショー中の作品なのにたったの1ドル(当時120円弱)
で観たのを覚えてる(安っ!)。アメリカやイギリスでコメディ映画を観ると、当たり前ながら字幕なんぞ
ないから、周りと笑うタイミングがズレるし、周りは爆笑してんのに「え、なんで今のセリフで笑えんの?」と
思いっ切り“疎外感”を味わわされる。毎度のことゆえ、改めて日本でレンタルDVDで見直す。だって、
しっかり笑いたいじゃん(笑)。後に廉価版DVDを購入した。主演はキャメロン・ディアスとベン・スティラー。
今思えば相当豪華な出演陣。レンタルDVDであると思うので、ぜひ。かなり面白いんで。



金曜はこの2本で終了。

土曜の午後にまず観たのが、『サンダーバード』の第31話“すばらしいクリスマスプレゼント”。
60年代にイギリスで放映され、一世を風靡した人形劇によるTV特撮番組だ。デアゴスティーニの
“ジェリー・アンダーソン SF特撮DVDコレクション”を定期購読してる。そのうちの1本で、それと同時に
前回書いた「まだまだ観れてないDVDが家にた~くさんある」のうちの1本でもある(笑)。子どもの頃、
再放送版を毎週観てただけに、懐かしいの一言につきる。ちなみに、オレはデアゴスティーニの
上得意客…と勝手に自分で思ってる(笑)。







次に観たのが、っていうか、再度観たのが、“インダストリアルミュージック界の笑う大王”こと
MINISTRYの『FIX~the SCARLIST band ever returns』。GrindHouse magazine Vol.72の
「スグレもの」で紹介してるから覚えてる人もいるかもしれない。いわゆるドキュメンタリー作品で、
ライヴや本人たちのインタヴュー映像、そして関係者たちの証言映像などで構成されてる。
ヤバいシーンのオンパレードで、特にドラッグに関するセクションは目を見張るシーンが何度も出てくる。
THE CLASHの故ジョー・ストラマー、ビート派の奇才作家、故ウィリアム・バロウズが出てくるし、
TOOLのメイナード・ジェイムズ・キーナン、KORNのジョナサン・デイヴィス、NINE INCH NAILSの
トレント・レズナー、MELVINSのバズ・オズボーン、JANE’S ADDICTIONのデイヴ・ナヴァロらの
証言も実に生々しい。日本盤未発売ゆえ字幕なしなのが難だけど。KORNの現マネージャー、
ピーター・キャトシス氏も証言者のひとりとして登場してるのだけど、なんと彼がMINISTRYの
初代マネージャーであることを、このDVDで初めて知った。



そして、日曜は冒頭に書いた私事を終えて帰宅後に特撮に詳しい友だちに以前から勧められてた
『シルバー仮面 ジャイアント VOL.5』を。「ウルトラマンの監督作品だから観てみれば」と言われて
観たものの、実相寺昭雄氏が監督したのはごく最初だけで(苦笑)。71年秋から放映されたTV特撮番組だ。

特殊なロケット設計者の父親を宇宙人によって殺害され、その5人の遺児たちが父親が隠した
ロケットエンジンの設計図を探し、ロケット製造を現実のものにしようとする。その前に現れる
宇宙人、怪獣と戦うというストーリーで、その遺児たちの次男にシルバー仮面に変身する能力が
ある。ストーリー展開がけっこうカッ飛んでて面白い。気づけば途中からなぜかシルバー仮面が
巨大化してるし、5人の遺児の1人がなんの前触れもなく出演しなくなるし、長男役に扮する
亀石征一郎さんの演技が妙に時代劇っぽくて浮いてるしで見どころ満載だ(笑)。これまた
「まだまだ観れてないDVDが家にた~くさんある」のうちの1本。

で、最後に観たのがロブ・ゾンビ監督による『ハロウィンⅡ』(2010年)リメイク版。もう何度も
観てるのだけど、やっぱ冒頭からしばらくのシーンは特にエグい。血だの手術痕だの縫合だのが
苦手な人は観ないか、そこだけ飛ばすかした方がイイ(笑)。さすがロブの映画監督としての
地位、名声を決定づけた作品だ。ホラーがかった映画としては超一級作であり、観応え十分だ。
エグゼクティヴプロデューサーとして名が出てくるアンディ・ゴールド氏はロブのマネージャーだ。
以前はLINKIN PARKのマネージャーでもあった人だ。




たまにはこうしてガーッとDVDを観倒すのも悪くないね。
またやりたいな…って時間が割ければ、の話だけど(汗)。
「まだまだ観れてないDVDが家にた~くさんある」にはなんの変わりもないんでね(笑)。

12月3日
有島博志