5匹の狼たち、ヨーロッパ大陸、
そしてイギリスを勢いよく滑走す!

MAN WITH A MISSIONの勢いが止まらない。ゼブラヘッドとのスプリットEP『Out Of Control』を出した後、間髪を入れずにイギリス、ヨーロッパ各国を飛び回り、確かな手応えを土産に帰国した。Jean-Ken Johnny(vo,g)に聞いた。

――約1ヵ月間、西欧から東欧と各国巡演してみていかがでした?
「ソウデスネ、6月頭カラ丸1ヵ月間グライデシタ。今マデニナイグライノ収穫ヲ感ジマシタネ。一緒ニ回ラセテイタダイタRISE AGAINSTハアメリカダケジャナクヨーロッパデモ絶大ナ人気ヲ誇ッテオリマスノデ、ドコノ国、街ヘ行ッテモタクサンオ客サンガ詰メカケ、ソノ中デ自分タチノ演奏ヲ見セルコトガデキタトイウノハ本当ニアリガタイコトデシタ。アル程度ハドコノ国行ッテモ知ッテクレテイル方モイラッシャレバ、RISE AGAINSTノツアーナノデ公演ヲ重ネテイクウチニ彼ラノオ客サンモ我々ニ反応シテクレタリシタコトモアッテ。目ニ見エテ、マタ体感的ニモ観テクレテイル人ガ増エテイルコト、自分タチガソレニ呼応シテイルコトヲ感ジルコトガデキタノデ、コレマデニヤッテキタ海外ツアーノ中デハ断トツノ手応エヲ感ジテオリマス」

――向こうでのセトリは日本でのそれとは違うんですか?初めて観聴きする人たちも多いでしょうからそれを意識し、たとえば先日の、帰国直後に出演した京都大作戦でのセトリとは違ったんですか?
「ソウデスネ、西洋圏ノ人タチトイウコトモアッテ、モトモト自分タチニハ英語詞ガメインノ曲ガ多インデスケド、英語詞中心ノ曲ヲヨリ意識シテ選ンダヨウナ気ガシマス。公演ニヨッテオープニングアクトダッタリシタノデスタートダッシュデモヤリ逃ゲデモナイデスケド、短イ持チ時間ノ中デインパクトガ残ルヨウナ、ケッコウ激シメノセトリヲ組ンデ思イッキリヤリマシタ」

――ヨーロッパ大陸ってそれぞれの国が陸続きですけど、国によってお客さんたちの好みやヴァイブも違うでしょうから、国によってセトリを多少変えたということはありました?
「エート、ドコカアッタカナ…基本的ニハ同ジセトリデ通シタ記憶ガアリマス。少シハ変エタ気モシマスガ。狙イトシテハ、同ジ曲デ徹底シテソノ曲ガドレクライ手応エガアルカトイウコトヲ自分タチノ中デモ確カメルタメニ、一貫シタシタモノヲヤッタンジャナイカト思イマス」

――UK最大級のメタル/ラウドロックフェスティバル、Download Festivalにも出演しましたね。イギリスのお客さんたちは新参者に対して非常にきびしい反応をするというのは昔から言われてることですけど、実際のところどうでした?
「オッシャルトオリ、最初ハ“ナンナンダコイツラ!?”ミタイナトコロハアッタヨウナ気ガスルンデスケド、イギリスノミナラズドコモソウデシタ。日本ノ、我々ヲ初メテ観ルオ客サンタチハイクラ寛容トハ言エ、最初ハ構エテ観ルヨウナ気ガシマスノデ。ハードルハ高カッタヨウナ気ハシマスケド、曲ヲヤッテイクウチニ徐々ニソノハードルガ低クナッテイッタヨウナ気ガシマス」

――ヨーロッパ各国開催の、それもイギリス開催のフェスじゃ、新参者に対して泥んこの玉やペットボトルが飛んできたりという“洗礼”が前は普通にありましたけど、MWAMのときはそういうの飛んできませんでした(笑)?
「イヤ、泥ンコノ玉ハ飛ンデコナカッタデスヨ(笑)。雨ガ降ッタコトモアッテ、地面ハダイブグチャグチャデシタケド、泥ンコノ玉ハ飛ンデコナカッタデスネ。印象深カッタノハLAMB OF GODノTシャツヲ着タ男ノ子ガ全曲、日本語ノ歌詞マデ歌ッテマシタネ。KNOTFEST JAPANトカデ観テクレタンデスカネ」

――欧米の人ですよね?
「欧米ノ人ガ、LAMB OF GODノTシャツヲ着テ、我々ノ日本語詞ヲ歌ッテルト(笑)」

――MCも英語で?
「全部英語デスネ。コミュニケーションヲトリマスノデ。セッカクコミュニケーションヲトレル状態ニイマスノデ、ソノ中デハナルベク相手ト会話ヲスルヨウニスベテ英語デ行イマシタ」

――DONOTS(ドイツ産パンクロックバンド。5月に再来日したばかり)が2公演一緒に演った後、インゴ(vo)からメールがきましてね。ドイツの観客はMWAMがステージに出てきた瞬間ひっくり返り、ライヴでみんな吹っ飛ばされてたって言ってました。
「アリガタイデスネ」

――狼バンドって、世界的にもとても稀有な存在です。ステージに登場した途端、お客さんの目が最初にいくのはその風貌なわけで、それでびっくりしてるところにライヴでドカンっと飛ばされる。インゴが書いてきたことに納得がいきます。最初はあくまでも興味本意で観られながらも、演奏自体やライヴをしっかりやることで最後は明確な手応えを得た、そういう感じだったんじゃないですか?
「ソウデスネ。ソレハ日本ノオ客サンタチモ同ジデ、最初ハソコカラ入ッテ興味ヲ引ク。ナンナンダコイツラ!? ト見ラレル中デ演奏シ、カッコイイジャナイカト言ワレタイ。最終目的トイウカ純粋ナ目的ハ我々ノ音楽ヲ聴イテホシイトイウ、ソコヒトツナノデ。共演者ノインゴガソウ言ッテクレタノハ嬉シイ限リデス」

――数多の持ち曲のなかでも、いわゆる代表曲と言える曲を中心にセトリを組んだと思いますけど、ライヴ中ステージから観てて一番反応があった曲とは?
「ナントナク思ッテイタンデスケド、初メテ観ル方ガ多カッタノデ、タトエバ“Get Off of My Way”ハギターリフカラ始マッテイイ意味デワカリヤスイジャナイデスカ。アアイウノガ瞬間的ニハ反応ガヨカッタト思イマスネ。日本デノ狙イモ同ジダッタリシマスガ、シンプルダケド力強イ曲ガ反応ガヨカッタ気ガシマス。タトエバ“distance”トカ。アレモギターリフカラ始マッテ一気ニドーントイク。アアイッタ曲ノ方ガ瞬間的ニハ反応ガヨカッタトイウ感ジハシマスネ」

――NIRVANAのカヴァー“Smells Like A Teenage Spirit”もやりました?
「ヤリマシタネ、何公演カデヤラセテイタダキマシタ。マアゴ存ジノトオリ、バンドトシテモ曲トシテモ神聖視シテイル人ガ多イノデ、反応ハマチマチダッタヨウナ気ガシマスケレドモ、タダ、特ニRISE AGAINSTハパンクロックバンドデハアルケドスゴク広イオ客サンガ付イテルナトイウ感ジガシマシタノデ、喜ンデクレタ方モ多カッタデスケドネ。ナンデソノ曲ヲヤッテルンダ?ミタイナ反応ヨリハ単純ニノッテクレタトイウ方々モイマシタ。ソウイウ意味デハアノ曲ヲヤッテ、ミンナ好キナモノハ好キナンダナトイウトコロト、場所ニヨッテハ“ム!?”トナル人ガイマシタ(笑)」

――個人的に“FLY AGAIN”がスゴく好きなんですけど、あの曲の反応はどうでした?
「全公演デ頭カラ最後マデヤッタ曲ノヒトツデスガ、アレハ身体ヲ動カシテッテイウ肉体的ナ曲ジャナイデスカ。反応ハヨカッタデスネ。ビートモ単純デスシ、初見ノ人ガ曲ニノッテ踊ルトイウ意味デハ反応ガヨカッタデスネ」

――今後、再びヨーロッパを回るでしょうから、間違いなく次につながりそうですね。
「ソウデスネ。今後マタ行カセテモライマスケド、1トカ2トカカラツナゲヨウトシテキタモノガ、今回ノツアーヲヤッタコトニヨッテタブン10グライノ状態カラツナゲラレルスタートラインガ切レタンジャナイカト思イマス」

――今後も日本はもちろん、海外での活動がんばってください!
「アリガトウゴザイマス!」

text by Hiro Arishima
photography by KA2@A.D.P


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